瞬脳活性(1)

さて今度はPCを利用した英語学習用のソフトウェアを2点紹介したいと思います。商品は「瞬脳活性」と「英語漬け」です。どちらもPCのソフトウェアらしくネーミングにはちょっと頭を使いましたって感じですね。

  • まずは「瞬脳活性」です。これを選んだ理由は次の2点です。一つはこういう廉価で音声認識を利用した英語のspeakingの習得ができそうということ。もう一つは機能の一つの英文・単語のフラッシュ表示(一瞬ちらっとみせるということ)を利用してのreadingの習得(リテンションの向上)も出来るかもしれないということです。
  • 元となる英単語・熟語は桐原書店「データベース完成英単語・熟語」のDB3000(TOEIC630点相当)とDB4500(TOEIC730点相当)をベースとしています。両方をセットのしたものが3番の「完全セット」ですね。4番はそれに対戦型マイクキット(マイク2本+二股マイクジャック)と旺文社のベストセラー書籍「英会話110番日常生活編」「英会話110番海外旅行編」の二冊を追加したものらしいです。
  • 代表的な3番目の完全セットを入手しましたが、ここではDB4500の部分でレビューをしましょう。パッケージの中にはこんなものが入っています:

    • CD(DB3000と4500で各一枚)
    • マニュアル一冊(CDサイズの小冊子)
    • クイックガイド一冊(CDサイズの小冊子)
    • マイク付きヘッドセット一個
  • インストールはデータ部分をCDに残す方式と、丸ごとHDDに入れてしまうやり方がありますが私は丸ごとHDDにインストールしました(容量はB4500で500MB)。ストレスはこの方が少ないはずです。インストールはIBMの音声認識モジュールをインストールした後に本体ソフトのインストールという手順です。マニュアルと画面指示に従えば問題はないでしょう。追加でDB3500をインストールするときにはDB4500ですでに導入されているモジュールは自動的に認識されてスキップするようなので戸惑うことはないでしょう。
  • それからマイク感度の設定をしておけば終わりです。簡単でした。インストール後にもいろいろ設定できるようですが、私は全てdefaultで使用しました。
  • ちなみにこのソフトには、あの「英辞郎」が付属してくるということに気がつきました。それにはソフトの画面上からアクセスが可能です。また英辞郎内の英文を発音させる機能もおまけでついてきます。すでに英辞郎がインストールされている場合には、それとは別にもうひとつの英辞郎が追加されることになります。インストールのディレクトリは別なのでお互いに干渉しあうことはないようです。